05001 サウンド・オブ・サンフォレスト/サンフォレスト(デラム:UICY9512)
サウンド・オブ・サンフォレスト(紙ジャケット仕様)
好評ユニヴァーサルの紙ジャケシリーズだが、ストレンジ・デイズ誌と組んだやつは値段も安いのでいい(\2114)。Deramu/Novaのレアアイテムの1つだったサンフォレストの唯一のLPのCD化。69年のリリースでテリー・タッカーを中心とする3人組で女性voだし、「フォーキーでアコースティックな」という話だったけど、クラシカルなarrが鼻について、はずしたかな・・・って感じではある。映画「時計じかけのオレンジ」に使われたという曲も別ヴァージョンが収録。フラワーなムードのジャケは美しいけど。■ (1/16)

05002 ケイドー・ベル(アンカー:AIRAC1082)
ケイドー・ベル(紙ジャケット仕様)
これも紙ジャケ。マイク・オールドフィールドのアルバムで可憐なvoを聞かせたマギー・ライリーが在籍したケイドゥ・ベル(LP時代はカド・ベルという表記だった)の唯一のLPのCD化。アンカー(Anchor)というニッチな位置にあるレーベルの再発という時点でかなりマニアックだけど、音は予想以上にソウル色が濃くて、パブロックとライナーにあるけど、少し違うなあ。ブルー・アイド・ソウルという言葉は黒人のソウルと区別して白人のソウルという場合に使われるけど、これはまさしくそう。僕が思い出したのはイーヴィー・サンズの3枚目だったりするけど。少なくとも英国ロックとは切り離して聞かないと僕は、混乱する1枚(P5さんや天パ−さん向けかな)。ライリーの歌声はそれほど黒い印象はないけど、伸びのあるvoは素晴らしい。ベストトラックは"I Name This Ship Survival”か。シングル曲4曲追加。 ■■ (1/16)

05003 ファインダーズ・キーパーズ/ソルト・ウォーター・タフィー(ブッダ:BVCM37382)
ファインダーズ・キーパーズ
ブッダから出た(’68)有名なソフトロック・グループの唯一のLPのCD化。おそらくはイタリア系の5人組。ジャケットに写ってる5人がメンバーとは限らないが、女性2人をフィーチャーし、和むようなコーラスを聞かせる。とはいってもラテン系の血は争えず、はじけるような”Finders Keepers”ではキッズ・コーラスも交えて楽しさ満点。けどLP1枚通すと飽きてしまうのだなあ。90’sにブリッジが引用していた”女の子はみなヴァレリに憧れる”を思い出す。 ■■ (1/16)

05004 ベスト・オブ・ザ・ロネッツフィル・スペクター・レコーズ:AMCY2204)
THE BEST OF THE RONETTES
92年に出たロネッツのベスト。フィレスの音源が紆余曲折して、日本のアルファムーンから出ず、米アヴコからボックスとして出た時は落胆半分期待半分だった。安い店を探して結局まだ坂の上にあった頃の渋谷レコファンでボックスを買った覚え。あれと全く同じだが、大滝詠一の解説だけでも読みたく購入。ヴェロニカことロニー・スペクターは僕の永遠のアイドルの1人で、これは山下達郎の影響が大きい。どの曲もいいが、最近は”Born To Be Together”に惹かれる。スペクターprodではないという理由で、”I Can Hear Music”がはずされてるというのは、やはり器量の狭い男だなあ(^^) ■■■■ (1/16)

05005 虹色サーカス団/ザ・コレクターズ(バイディス:TECI1064)
虹色サーカス団(紙ジャケット仕様)
88年に出たコレクターズの2枚目。それこそ擦り切れるほど聞いたLPはかなりヤバい状況になっている。この紙ジャケ再発は04年で、ボーナス5曲入り。ライヴによく足を運んだのは、90年代初めで東京で行われたほとんどすべてを網羅してたなあ。ミント・サウンドから出たEPからの曲が半分くらいあるが、”カーニバルがやって来る”はやはり名曲だ。チョーキー・としはる(b)、リンゴ・タマキ(ds)をフィーチャーした第1期メンバー。ボーナスのいくつかはライヴだけど、ビージーズ(というよりもステイタス・クオー)の”Spicks & Specks”がレア ■■■■ (1/16)