勝手なレヴュー・セレクテッド#1〜きよさん篇

Song for Juli
第13回セレクト合戦はタイトルしばり、きよさんは[sun]で統一してましたが、この言葉で象徴されるようなイメージの曲がずらり。きよさん系と一部で言われるフォーク調のナンバーを12曲。
曲単位で一番有名なのは、Stevie WonderのYou Are The Sunshine Of My Lifeですが、(1)はSteve Feldmanなるsswのカヴァー。白人の人らしいけど、そこはかとないソウル臭がなんともいい感じです。(3)のSunshine Daysは、Bill PukaはCBSからLPを出してるsswですが、こういう都会的な音をなかなか聞く機会がないので新鮮。(6)はTerry Jacksの#1ヒットSeasons In The Sunのカヴァーですが、Bud Dashielなる人のヴァージョンは68年らしいので、Jacksよりは先。元々Jacque Burrel作のシャンソンだったといいます。このシンプルなアコギのarr(のセレクト)は、いかにもきよさんらしい。(7)のSunshineはHedge&Donna。Jackson Browneの未発表曲をやってたので他のLPを買った事あるけど、単調でした。一番の拾い物は(8)。プライヴェート・プレスらしいショボさもありますが、Sunshine & The Rosesは、美しいメロディ。歌はEric Sham。Jesse Colin Youngの「Song For Juli」からの(10)は、Morning Sun。途中のハーモニカソロを含め最高のナンバー。(11)もてっきりYoungbloodsのSunlightかと思ったけど、Steve Mullaneyというsswのカヴァーでした。


きよさんの解説はここ