I Won't Let You Down / Heads Hands & Feet


〜downつながり
ヘッズ・ハンズ&フィートはアルバート・リーがいたことで知られる英国のカントリーロック・バンド。母体はポエト&ワン・マン・バンドで、トニー・コールトン(vo)、レイ・スミス(g)、ピート・ゲイヴィン(ds)、リー(g,vo)が在籍。70年のデビュー盤は2枚組で、フルヴォリュームだった(英Island、米Capitol)。コールトンという人はどちらかというとバラードシンガーで、LPには、スタンダード風なバラードもいくつか入っててそれらは、なかなかすばらしい。カントリー的なニュアンスは、リーがイニシアティヴを取ってた様だ。
バンドは3枚のLPを出して解散。73年にAtlanticから出た最終作「Old Soldire Never Die」の収められたI Won’t Let You Downは、リーのストリングス・ベンダー(?)をフィーチャーした美メロなカントリーロック。こういった曲があと何曲かあれば、もっと盛り上がったのに・・・とも思う。
リーは、解散後渡米、エミルー・ハリスのホット・バンドで大いに名前を売り、エリック・クラプトン・バンドに迎え入れられた。この時期のクラプトン・バンドはall英国人で、女性voを排した少し辛口な味わい。