Dark And Rolling Sea / Al Stewart

Modern Times
〜rollingつながり
アル・スチュワートにとって転機となったのは75年の「Modern Times」で、3種類のジャケット(英米日)が存在する(画像は珍しい英国盤)このLPは初期のブリティッシュフォーク然としたsswから、一皮向けたフォークロック系のsswのアルバムとして印象深い。prodはアラン・パーソンズで、バックにはフォークロック系のセッションマンがずらり。
ティム・レンウィック(g)はクイヴァーのgで後にピンク・フロイドエリック・クラプトン・バンドに参加する人。フェアポート・コンヴェンションのサイモン・ニコル(g)、コックニー・レベルのジョージ・フォード(b)、イクレクションのジェリー・コンウェイ(ds)、VDGGのグラハム・スミス(harp)、ジェリーブレッドのピート・ウィングフィールド(kb)、ナチュラル・ガスのピーター・ウッズ(kb)etc
レンウィックのパキパキいうgをフィーチャーしたDark And Rolling Seaは、現代の吟遊詩人というくくりで紹介されることが多い、アル・スチュワートの音楽の歌詞の面で象徴させるような曲。古来からあるバラッドを現代的に置き換えたような、エレクトリック・トラッド(死語)。