One Way Out / Allman Brothers Band

〜ｏｕｔつながり
オールマンズの初来日は、もちろん再結成後だけど、仕事の後の疲れもあってめちゃくちゃ眠ってしまった。まあ長い曲が多かったこともそうだし、それだけ気持ちよかったというのもあるのかもしれないが(^^;、オールマンズを好きになったのは、皮肉にもそれより後のこと。デュアン・オールマンが生きていた頃の音を聞くと、残念ながらディッキー・ベッツ一人では、荷が重過ぎる。よって再結成後はともかく、「Ｂｒｏｔｈｅｒｓ　Ａｎｄ　Ｓｉｓｔｅｒｓ｣以後のアルバムは、ケイト兄弟が加わったロビー･ロバートソン抜きのザ・バンドのような印象を受けるのだ。
「Ｅａｔ　Ａ　Ｐｅａｃｈ」は７２年当時２枚組ＬＰで、フィルモアでのライヴが組み込まれた変則的な内容で、デュアン追悼の意味合いもこめてリリースされたもの。大作の”Ｍｏｕｎｔａｉｎ　Ｊａｍ”に比べると小品的な味わいもある、Ｏｎｅ　Ｗａｙ　Ｏｕｔ（ソニー・ボーイ・ウィリアムソンのカヴァー）も悪くない。そういえばこの3曲のライヴはどれもカヴァーだ。