Catherine Cares / Pete Ham

7 Park Avenue
〜女性名
バッドフィンガーのリーダーだったピート・ハムは75年に首をつって自殺してしまったが、バンド内の人間関係、悪徳マネージャーの存在とセールスの不振など、繊細なハムには耐えられなかったのだろうか。96年にRykodiskから突然リリースされた、ハムのホームレコーディング集「7 Park Avenue」は、デモではあるものの、よく練られたメロディと音作りにびっくりする。そういえば、バッドフィンガーには、いいメロディの曲がいっぱいあったなあ、と今さらに思う。
このCatherine Caresは、母親を歌ったもので、まあ謝罪の歌。ここまでストレートに、お母さん許して、というのもないだろうけど、どこの世界も面と向かって歌うのは恥ずかしいのか。それにしてもいいメロディだ。解説は、松村雄策で、これがまたいいのだ。
99年には続編「Golders Green」も出た。