Suzanne / Matthew Fisher

Journey's End / I'll Be There
〜女性名
プロコル・ハルムというと2台のkbによる哀愁を帯びたサウンドが、まずイメージだけど、初期のorganを担当してたのが、マシュー・フィッシャー。「A Salty Dog」の後脱退して、73年にリリースしたのが「Journey’s End」。旧友ロビン・トロワーのprodも手がけてはいたが、本格的な復帰作として大いに注目されたが、ふたを開けてみると、明るくポップなvo曲がほとんどを占め、意外な印象だった。もちろん、”青い影”直系のクラシカルな”Seperation”、そしてタイトル曲(なんとも古きよき英国の香りがたっぷり)など、従来のフィッシャーのイメージどおりの曲もあるが、明快なメロディのvo曲は、賛否両論だったのかもしれない。
Suzanneは、冒頭を飾るvo曲で、organは弾きまくりだけど、何しろ明るい。
バックには、グレープフルーツのジェフ・スウェッテンハム(ds)、ミック・ホークスワース(b)が参加。それ以外の楽器はすべてフィッシャーがプレイ。