102■デビルマン('04日本)

監督：那須博之
主演：伊崎央登、酒井彩名、伊崎右典、宇崎竜童、阿木曜子、富永愛、渋谷飛鳥
キャシャーン、ハットリ君、キューティー・ハニー、そしてデビルマン。映画の現場もＴＶドラマの現場ほどではないものの深刻なネタ不足なようだ。とにかくあちこちで糞味噌に言われてる映画。いわく脚本が悪い、メインキャストが下手すぎる、意味不明のカメオが多すぎるetc。そりゃあの永井豪の原作フルを２時間弱の内容にまとめるとは思えなかったし、あの世界観を実写で再現することは不可能だろう。それでもこれは確かにひどい。
主役の伊崎（双子という）は壊滅的に下手だし、期待した富永のシレーヌも、ほんの５分だけの登場で、原作にあった荘厳な話を全く描いていない。特撮的なことは、目をつぶるにせよ、台詞で状況を説明するというのは、ＴＶドラマ以下（脚本は那須監督夫人）。直後に那須監督が急逝したので、あまり言いにくいけど、これはかなりヤヴァイ。ただこの下にまだ｢センチメンタル・シティ・マラソン」があるけど。
１ｈ５８