ドリーム・ガールズ

■Dream Girls 〜 Gem Of Girl Group Sound / various artists
長門芳郎さんが選曲にかかわったローリー(Laurie)レーベルのガール・シンガー、グループのコンピレーション。リリースは89年なので相当昔な感じ。当時テイチクが発売権を持っていてCDプレーヤーを買ったばかりの頃だった気がするが、早速このCDを買った記憶(それまでミック・パトリック監修のガールもののLPは良く買っていた。バリバリのオールディーズ愛好家だったのだ。ローリーといえば、一番有名なのはシフォンズだけど、ここでは2曲入ってはいるがヒット曲ではない("Locomotion"と"It's My Party"のカヴァー)。といった具合にかなりマイナーなもの中心。いくつか気になった曲を挙げると、バーナーデット・キャロルの"Nicky"(なんとも可愛らしい声。キャロルは64年に"Party Girl"をヒットさせたアイドル)、ビヴァリー・ウォーレンの"Let Me Get Close To You"(ゴフィン=キング作でオリジナルはスキーター・デイヴィスの64年のヒット)、ファニータ・ニクソンの"Up On The Bridge"(ティファナ・ブラス風のエキゾティックなサウンド。セレクトに使いたいなあ)ジーンズの"Whenever A Teenage Cries"(レパラータ&デルロンズのヒット('64)のカヴァー。オリジナルに忠実ながらハンドクラップやコーラスが印象的)etc
レパラータ&デルロンズは最近Ace(amazonでも\2980、高いなあ)でも編集ものが出たが、ここではレパラーラ・エイーズのソロ"Octopus Garden"(ビートルズのカヴァー。なかなか面白い)やレパラータ抜きのデルロンズのシングルを収録。