ローラ・ニーロ

Angel in the Dark
■Angel In The Dark / Laura Nyro
97年に亡くなったローラ・ニーロ晩年('94〜'95)の作品集。2001年にRounderからリリースされたもの。確か93年だったと思うが、20数年ぶりの二度目の来日を渋谷のOn Airで見た。リリースされたばかりの新作「Walk the Dog and Light the Light」からの曲を中心に昔の代表的なナンバーを交えた内容だったけど、かつての「Gonna Take A Miracle」を思い出す、オールディーズのカヴァー(バカラックの"Walk On By"、デルフォニックスの"Lala Means I Love You")が新鮮だった。その2曲にゴフィン=キングの"Will You Still Love Me Tomorrow"更には、ミラクルズの"Ooh Baby Baby"、ロジャース=ハートの"He Was Good To Me"、バカラックのが収められている。従来のローラ・ニーロのイメージは、真剣勝負のような張り詰めた雰囲気(それは主に「New York Tendabery」のイメージがある)なのだけど、本作はかなり親しみやすい雰囲気がある。バックにはジョン・トロペイ(g)、バーナード・パーディー(ds)、ウィル・リー(b)、クリス・パーカー(ds)、ブレッカー兄弟(horn)といったおなじみの人も参加。オリジナルもいいがどうしてもカヴァーの方に耳が行ってしまうのは仕方ないか。