#6 五月雨 / 大滝詠一

NIAGARA CALENDAR
恐れを知らずに言うと「ナイアガラ・カレンダー」('78)以降の大滝詠一には全く興味がないのだ。人気盤として知られる本作も企画はおもしろいけど、楽曲は魅力ない。5月のところに入ってる五月雨は、ソロデビュー作に入ってたものの再演で、シャキシャキしたオリジナルよりもテンポを落として、エコーを深くかけた不気味なヴァージョン。おそらくはライチャス・ブラザーズの事が頭にあったのだろう。