keiさんセレクト

keiさんの曲目解説はこちら

ベスト・オブ・ブレッド

ベスト・オブ・ブレッド

keiさんはこの真夜中というテーマは苦手だった、とコメントされてますが、確かに真夜中というよりは朝の光を感じさせる曲の数々。とはいっても明ける事のない闇の中でこそ光が渇望されるのでは?
さてNHK-FMの「クロスオーバー・イレブン」のテーマ曲だった(どおりで聞き覚えがあった!)アジムスの(1)でスタート。このブラジルのフュージョン・バンドは僕は知らなかったけど有名バンドだそう。ブレッドのカヴァーの(2)はウィスパーズ。僕はボズ・スキャッグスかと思いました。ジャネット・サイデルの(5)は、キャス・エリオットの有名曲。数多くのカヴァーがあるけど、このウクレレを使ったやつはかなり気持ちいい。(4)(5)(6)のハワイアンな流れはなかなかのリラックス感だけど、テレサ・ブライトの(6)も開放感たっぷり。いかにもハワイアンといった感じのスティールが格別。パーシー・フェイス・オーケストラの(8)は、バカラック作品でハーブ・アルパートでおなじみの"This Guy's In Love With You"。(11)はスリー・ディグリーズでどことなくナイアガラ的、キャンディーズ的なムードも面白い。そしてラストはkeiさんのテーマ曲ともいえる、ブレッドの"Make It With You"。(2)のオリジナル。その昔中村こずえDJの「チューン・ナップ・サウンズ」というFM番組が日曜の昼にやってて、そこで知った曲。当時はブレッドなんてロック好きには、相手にされてなかったけど、大好きだった「グッバイ・ガール」の主題歌を歌った、デヴィッド・ゲイツがいたという事で興味を持ったことを思い出す。