水ものセレクト '06 完成

今年はこのまま入梅してしまうのかな?と思うくらい天候が不順ですが、入梅前に早々と作ってしまいました。

(1)Raindrops / The Honeys ('63)

The Honeys Collection

The Honeys Collection

ブライアン・ウィルソン夫人(だった)マリリンをフィーチャーしたサーフ系ガール・グループ。後にスプリングの前身です。無条件で楽しいコーラス。

(2)雨は手のひらでいっぱい / benzo ('00)

FLOWER

FLOWER

COUCHの平泉淳が在籍した「90'sのシュガー・ベイブ」、benzoが本家をカヴァーしたもの。シングル"Flower"のカップリングでした。オリジナルがあまりに素晴らしいので、まあかなわない部分はあるのですが・・・

(3)Rain / Free ('70)

Songs of Yesterday

Songs of Yesterday

ボックス('00)に収められたフリーの未発表曲。詳細はここ

(4)Paper In The Rain / Cado Belle ('76)

ケイドー・ベル(紙ジャケット仕様)

ケイドー・ベル(紙ジャケット仕様)

70'sの英メロウ・グルーヴ(この言葉嫌いですが)。広い意味でのパブロックに入るようです。P5さん好みではないかな?詳細はここ

(5)今日の雨はいい雨だ / The Chang ('95)

DAY OFF

DAY OFF

現TICAの石井マサユキが在籍したThe Changは、クラブ・ミュージックが席巻する直前の90'sの東京のシーンを代表するグループでした。そのファースト「Day Off」より。prodは屋敷豪太

(6)雨上がりのサンバ / やまがたすみこ ('78)

エメラルド・シャワー

エメラルド・シャワー

ブロウアップ時代の最終作「エメラルド・シャワー」はリアルタイムだったけど、古くからのスミのファンには前作「FLYING」同様不評だった記憶。現在ではこの辺が評価の対象になってるのがおもしろい。近年奇跡の復活を遂げるまではこれがずっと新作だった。森山良子のカヴァーとか。

(7)Rainbird / Ozark Mountain Daredevils ('72)

Lost Cabin Sessions

Lost Cabin Sessions

70'sに活躍したミズーリ出身のカントリー・ロック・バンド、OMDの03年に出たアウトテイク集「Lost Cabin Sessions」から。何でもA&Mからデビューする以前の録音とかでかなり初々しい歌声と演奏が聞けます。voは後にAORの作品も出すラリー・リー。

(8)I Wish It Could Be Rain /Joey Steck ('00)

The Joey Stec Album

The Joey Stec Album

ミレニアムの元メンバーだったスティックが、76年にジミー・ミラーのprodで完成させた「Joey Stec Album」から。カール・レイドル(b)、ジム・ゴードン(ds)、ジョー・ララ(perc)、ボビー・キーズ(sax)らが参加した、当時のアメリカンロック的な音です。もちろんテンプテーションズのカヴァー。

(9)Early Morning Rain / Paul Weller('04)

スタジオ 150

スタジオ 150

ポール・ウェラーの新境地ともなったカヴァー集「Studio 150」から。ゴードン・ライトフットの作品を取り上げた彼の姿は、昔からのファンとすればかなり意外です。

(10)雨の木 / 河合その子 ('87)

4枚目「Rouge Et Bleu」から。今では失われた80'sアイドルの音。幻のシングルだったとか。詳細はここ

(11)Rainy Night In Georgia / B J Thomas ('70)

Have a Heart: The Love Songs Collection

Have a Heart: The Love Songs Collection

セプター時代の未発表音源含む編集盤「Have A Heart」('05)より。ブルック・ベントンの名唱で知られるトニー・ジョー・ホワイト作品。この歌い方も全盛期のBJならでは。

(12)Come With Me(The Rain Song) / Fever Tree ('68)

モーニング・グローリー・デイズ ?ユニバーサル・ソフト・ロック・コレクション Vol.2

モーニング・グローリー・デイズ ?ユニバーサル・ソフト・ロック・コレクション Vol.2

  • アーティスト: オムニバス,ツイン・コネクション,サンダウナーズ,アメリカン・ブリード,ペパーミンツ・レインボウ,フィーバー・ツリー,ストロベリー・アラーム・クロック,オレンジ・カラード・スカイ,カフ・リンクス,ブライアン・ハイランド,プレジャー・フェア
  • 出版社/メーカー: MCAビクター
  • 発売日: 1997/09/22
  • メディア: CD
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テキサスのソフトロックグループによる美しすぎる雨の歌。詳細はここ

(13)One More Rainy Day / Deep Purple ('68)

Shades of Deep Purple

Shades of Deep Purple

アート・ロック時代のディープ・パープルのナンバー。デビュー・シングル"Hush"のB面だった曲。

(14)Rainchild / Octopus ('69)

キワモノとして扱われがちだったオクトパスの実は真っ当なビートルズライクなナンバー。詳細はここ

(15)レイン・イン・ザ・シティー / 鈴木茂ハックルバック ('76)

ハックルバックが唯一残した音源「幻のハックルバック」から。佐藤博(kb)主導のメロウなナンバー。スキャットは桑名正博。詳細はここ

(16)Waitin' For The Rain / Wendy Waldman ('73)

Love Has Got Me

Love Has Got Me

LAのフォーキーなsswによる傑作「Wendy Waldman」より。詳細はここ

(17)Black Summer Rain / Eric Clapton ('76)

No Reason to Cry

No Reason to Cry

最後はクラプトン。ザ・バンド一派が加わった「No Reason To Cry」('76)から。泣きのgが炸裂だが、ディック・シムズのkbとマーシー・レヴィーのvoによる透明感が素晴らしいです。

このセレクト聞いてみたい方にお分けします。お気軽にどうぞ。