ジョージー・フェイム

ゴーイング・ホーム(紙ジャケット仕様)
■Going Home / Georgie Fame
老人が坂道をゆっくりと登ってくるジャケットが印象的な、ジョージー・フェイムの71年作。僕はCD化されるまで存在すらしらなかったが、Go Jazz All Starsで来日した際、実はクアトロで見てるのだ。ちょうどピーター・バラカンの放送を熱心に聞いてた頃、ピーターのラジオで、"Yeh Yeh"が煩雑に流れてたのもあの頃だ。60'sのフェイムというと元祖モッズというか、ジャズクラブでハモンド弾きまくるという印象だが、このアルバムではソフィスティケートされたポップス。なぜかクレジットがなくAMG見ても、ヒューイ・フリント(ds)しか不明。全曲カヴァーで、ケニー・ランキンの有名な"Peaceful"やクラシックス・Ⅳの"Stormy"といった有名曲もあるが、後の曲は不明。テディ・ランダッツィオの"Happiness"は小沢健二みたいだ。