like#2

Level HeadedLevel Headed
■Love Is Like Oxygen / Sweet
酸素(0xygen)という単語をこの曲で覚えた気がする。スウィートの晩年のヒット曲。このバンドも東芝というイメージが強いけど、英原盤はRCAだったりする(当時は米Capitol経由でリリース)。グラム・ロック・バンドとして、70's半ばにピークを迎えたグループだけど、78年の「Level Headed」(当時は右のイラストで出た覚え)は、クィーン風のコーラスワークとウエスト・コーストロックっぽいarrで変身を遂げた1枚。それが成功だったのかよくわからないけど、とにかくこのヒット"Love Is Like Oxygen"はスウィートに取って最後の大きなヒットとなった(#8)。シングル・ヴァージョンはまあコンパクトにまとまってはいるが、アルバム・ヴァージョンは少々クドイ。ただシンフォニックなイントロからヘヴィなgのリフ、そしてファルセットを使ったコーラスとインパンクとはある。この曲はそうでもないが、"California Nights"など同時代のアメリカン・ロックに近づいた(チャートを意識した)もの、ロン・アスペリー(バックドア)によるbrassの入った曲、後にナイトのスティーヴィー・レインジのvoが入った"Letters D'Amour"など新境地のものも多い。