祝ご出産
■Think I'm Gonna Have A Baby / Carly Simon
*1ニュースによると渡辺満里奈が男児出産とのこと。
http://www.asahi.com/culture/nikkan/NIK200712110012.html
こことかここに書いてるのでさすがにもう書くことないので、おめでとうさん、という事で。それにしてもこの前までTVに出てたぞ。
さてbabyが文字通り赤ちゃんという意味に使われる歌は意外と少ない。今日選んだのは、出産というよりは懐妊の歌。マタニティ・ウエアのジャケットのカーリー･サイモンの「Hotcakes」('74)。ある時期までのカーリー･サイモンってはっきり言ってどれ聞いても同じなんだけど、特に初期のリチャード･ペリーがprodしたものはそう。昔はあまりにロックから離れてた感じがして、好きになれなかったが、CDで買いなおしてからはそうも感じない。カーリーの場合、あの声に惹かれる（同じく惹かれる声の持ち主だったリック･ダンコは今日が命日。mixiの方に書いた）から、メロディーがあまり破綻していなければOKなのだ。NY録音で、JT、デイヴィッド・スピノザ(g)、クラウス・ヴーアマン(b)、ジム・ゴードン(ds)、ケン・アッシャー(p)、ラルフ・マクドナルド(perc)、アンディー・ニューマーク(ds)、ジミー・ライアン(g/元クリッターズ)らが参加。この"はじめてのベイビー"(確かこういう邦題だった)は、姉ルーシー・サイモンのコーラスも楽しげ。この時生まれた長女は、現在はサリー・アン・テイラーとして地道にsswとして活動中。このアルバムからシングルカットされたのは、イネス・フォックスの63年のヒット"Mockingbird"で、JTとのデュエットで、Dr.ジョン(p)、マイケル・ブレッカー(sax)、ロビー・ロバートソン(g)が参加。ロビー参加といえば、ジョニ・ミッチェルの「Court And Spark」での"Raised On Robbery"もあるけど、意地悪な味方をすれば、こうやって人脈を築いていったんだなあ、とも思える。
これは80年のNo Nukes、MUSEコンサートの動画。ジャンプスーツのカーリーが眩しい。バックはダニー・コーチマー(g)、ワディ・ワクテル(g)、ラス・カンケル(ds)、リー・スクラー(b)、デイヴィッド・サンボーン(sax)ら。
