#18-2 山下スキルさんのあたためセレクト

EX MACHINA ORIGINAL SOUNDTRACK COMPLETE EDITION(初回限定盤)(DVD付)

 1.Door Jam - John Simon (1998)
 2.Country - Alzo (1972)
 3.Jump Up - Double Famous (1998)
 4.アレハ? - 岩沢幸矢 (1996) ※ Bonus track for Japan Only
 5.Finder Keepers - Bobby's Rocking Chair (2002)
 6.Happy Talk - Claudine Longet (1968)
 7.I'm Gonna Make You Love Me - Nick De Caro And Orchestra (1969)
 8.Packing Blankets - Eels (2000)
 9.Heavenly - Linus Of Hollywood (2000)
 10.Space Cowboy - Jazzamor (2004)
 11.Puzzle-Riddle - Lina Ohta (2007)
 12.Where's My Love - Caroline (2006)
 13.レール - 秋山羊子 (2006)
 14.Glasses And Ashes And Bottles And Cans - Jackie And Roy (1961)

今回初参加の山下スキルさんですが、実はお名前は以前からセレクト界隈では知られているお方でした。ドキドキの12+2曲です。
おそらく本国アメリカよりも日本での理解者が多いと思うジョン・サイモンの98年の「Home」からの"Door Jam"でスタート。ユーモラスなインストです。続くはアルゾの"Country"。セレクト界隈ではアンセムとされているナンバー(もちろんきよさんの影響)です。「007ドクター・ノオ」の挿入歌でもあった"Kingston Calypso"をカヴァーした日本のダブル・フェイマスですが、こちらも(昔の)きよさん系の音ではあります。文句なしに温まるナンバー。イントロのマリンバが思わずロバート・ワイアットを思い出してしまったのですが、次はブレバタの岩沢幸矢でした。5曲目はソルト・ウォーター・タッフィーのカヴァーのボビーズ・ロッキンチェアは関西のバンドながらスペインのシエスタというレーベルで紹介された事もあります(ショックさんがカップルズセレクトで紹介した事もありますが、その時僕はずっとSWTの別ヴァージョンだと信じていた)。ブリッジを思い出します。クロディーヌ・ロンジェの"Happy Talk"が映画「南太平洋」の主題歌という事を忘れていました。ソフロかぶれ時代の渡辺満里奈もステージでカヴァーしてましたっけ。"I'm Gonna Make You Love Me"は、ここではニック・デカロのヴァージョンですが、一番知られてるのはスプリームステンプテーションズの共演版でしょうか。ただ僕は思い出せないけど、もっと親しんだヴァージョンがあったはずなんですが、このデカロヴァージョンだったかなあ。ブルー・ミンクのマデレーン・ベルやディー・ディー・ワーウィック(ディオンヌの妹)もやってるらしい。you tubeにはダイアナ・ロスとスティーヴィー・ワンダーの共演ヴァージョンがあった。

昔の少女漫画みたいなジャケットの「Daisies of the Galaxy」からイールズの"Packing Blankets"は、初めて聞きましたが、なかなかいいです。ブライアン・ウィルソンにキョーミがない僕でも、Linus Of Hollywoodの"Heavcenly"は気に入りました。この辺は全く疎いのですが、さすがに達人の選曲です。ジャザモール(?) というドイツのグループの"Space Cowboy"は、ジャミロクワイのカヴァーとか。これもショックさん、kobbaさん、風来坊さんのセレクトみたいなテイストです。太田莉菜の"Puzzle Riddle"はタイトルも含めて素晴らしい。細野さんの精力的な活動には今さらながらビックリします。ラストはジャッキー&ロイ。長門さんが紹介されてて知ったデュオですが、この粋な感じはいいですよね〜

山下スキルさんの曲目紹介は、こちら