女性名#7

Foghat
Maybelline / Foghat
サヴォイ・ブラウンのロンサム・デイヴ・ペヴェレット(g,vo)、ロジャー・アール(ds)、トニー・スティーヴンス(b)がブラック・キャット・ボーンズのロッド・プライス(g,vo)を加えて結成したのがフォガット(70年にこの3人が抜けたためサヴォイ・ブラウンはキム・シモンズ(g)ただひとりとなってしまうが、チキン・シャックからポール・レイモンド(kb)、デイヴ・ビドウェル(ds)らを加え再スタートをきっている)。純然たる英国バンドが、早くからアメリカに活路を見出し、米Bearsvilleと契約。72年にリリースされたデビュー作「Foghat」は、デイヴ・エドモンズのprodだった。
ウィリー・ディクソンの有名なブルーズ曲"I Just Want To Make Love To You"をハードロック化したヴァージョンからわかるように、基本はステイタツ・クオーなんかと同じブギ・バンドで、その辺がエドモンズと波長が合うのか(最初のprodはトッド・ラングレンだったけど衝突して交代になった)、チャック・ベリー作の"Maybelline"は、躍動感あふれた素晴らしいカヴァー。跳ねまくるpianoもカッコイイ。