ring#3


■Ring That Bell / Brian Short
英ヘヴィ・ブルーズ・ロックとして知られたブラック・キャット・ボーンズのvo、ブライアン・ショートが71年にリリースした唯一のソロ「Anything For A Laugh」は、米南部志向のスワンプ・ロック、いわゆるイギリスのアメリカというやつ。リリースがトランスアトランティックというフォーク系のレーベル、バックがニュー・キャッスル・コネクションとでも言うような、リンディスファーン周辺のセッション・マンたち(アラン・ホワイト(ds)、ケン・クラドック(g)、コリン・ギブソン(b)、ピート・カートレー(g))というとても趣味的な環境だけど、内省的なssw的作風のナンバーも意外といい。"Ring That Bell"は、よくあるザ・バンドの亜流の域を出てはいないけど・・・