long#3
■A Long Way To Go / Skylark
それにしてもスカイラークもCD化されないなあ。90'sにCollectablesから出た粗悪なCDのみ。これは73年のファーストに2曲足したもの。ヴィヴィッドから出た日本盤CDはファーストのジャケットをCollectables盤にかぶせたもので、見事にだまされた!
後にアティテューズ、エアプレイ、シカゴに加わるデイヴィッド・フォスター(kb)がいたカナダのポップ・ソウル・バンドで、黒人男性のダニー・ジェラルドと白人女性のボニー・ジーン・クックをフィーチャーしており、あくまでもフォスターは裏方的な存在だった。ドゥリス・マックスウェル(ds)を加えた4人が正式メンバーで、73年のファースト「Skylark」はブルー・アイド・ソウルの傑作。ここから"Wildflower"が#9まで上がるヒットとなっている。それぞれが歌いあげる曲もいいが、やはり男女の掛け合いとなるスタイルが素晴らしい。マン=ウエイルが書いた"A Long Way To Go"は個人的にベストトラックにあげたい。フォスターのkbプレイは豪快なorganも含め意外とファンキーだ。クックのvoは曲によっては、レネー・アーマンドを思わせるけど、アーマンドがケリー・チェイターと共作した"I'll Have To Go Away"もカヴァー。
なんと動画があった。まるで"悲しい色やね"!(逆か)