me#2

ブレイクアウェイ(紙ジャケット仕様)
■Send Me Some / William Truckaway
ソッピーズ・キャメルのウィリアム・サイエヴァーズが、71年にウィリアム・トラッカウェイ名義でリリースした唯一のソロが「Breakaway」(Reprise)。名盤探検隊では許可が下りなかったと長門さんがライナーで書いているが、05年にMaskratから紙ジャケでCD化。スウィングとかノスタルジックといったものが苦手な僕にとって、それほど愛着がある1枚でもないし、正直飛ばしてしまう曲もある。これが出た71年当時、ソッピーズ・キャメルは解散状態で、73年に再結成するのだけど、そちらにはトラッカウェイは参加していない。エリック・ジェイコブセンのprodで、バディー・エモンズ(steel)、リチャード・グリーン(fdl)、エド・ボーガス(vn,perc)、ラッセル・ダシエル(g〜クロウフィッシュ)、ダグ・キルマー(b)、ノーム・メイエル(ds)らが参加。
チャールズ・ロイドのflが入った"Send Me Some"は、今の季節には少し似合わないが、気候のいい時なら外で寝そべって聞きたい曲。コーラスはストーヴァル・シンガーズ。タイトル曲はマロのメンバーがコーラスで加わったカーティス・メイフィールド風のナンバーで、名盤探検隊のコンピにも収録された。