オードリー・ヘップバーンの5本
おなじみぱんだうさぎさんところの企画に便乗。正直オードリーで10本はきついので、5本で。
・昼下りの情事('57)
ビリー・ワイルダー監督の最良の1本。ロマンティック・コメディーとはこういう作品を言うのではないか?僕は「麗しのサブリナ」というのをまったく認めてないので、やはりこれかな。1番は。ただこの時代の常としてオードリーの相手役は年上すぎる、ゲイリー・クーパー。80'sにリヴァイヴァルされたものをシャンテで見た。
・おしゃれ泥棒('66)
どうしてもエンタメ系の作品を選んでしまうけど、邦題も素敵なウィリアム・ワイラー監督の泥棒ものを。アイドル時代の宮沢りえのドラマが同じタイトルだったのは、宮沢がオードリー好きだったことに由来するのかな?
・シャレード('63)
スタンリー・ドーネン監督。数々の亜流を生んだ(たとえば「アラベスク」)ロマンティック・スリラーの傑作。悪役陣はウォルター・マッソー、ジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディーら。
・暗くなるまで待って('67)
テレンス・ヤング監督。こちらは同じサスペンスでもぐっとシリアス。アラン・アーキンの悪役ぶりもいい。
・ローマの休日('53)
やはりアン王女役のこれも捨てがたい。ワイラー監督作。
・いつも二人で('67)
これは番外。部分部分は面白いけど、通して見ると、リズムに乗れないのだ。ドーネン監督作
もちろんミュージカル嫌いなので、はなから「マイ・フェア・レディ」や「パリの恋人」は考えてもいなかったけど、文芸ものも苦手なんで「戦争と平和」や「緑の館」もパス。あと作品としてはどうか?と思うけど衣装などでは、やはり「ティファニーで朝食を」かなあ(ジヴァンシーはえらい)。