harvest#2

ハーヴェスト <SHM-CD>

ハーヴェスト

165■Harvest / Neil Young
このブログでは、好きなものだけじゃなくて、むしろちょっと難ありとか、ヤな感じのするものを、こういうところが自分は苦手だ、と好きな方になるべく不快に感じない様に、書いてるつもり(あくまでもつもり)なんですが、ニール・ヤングに関しては、ちょっとそれどういうことよ?と見てる方からメールをもらったりするのです。思えばプログレ・ファンも苦手ですが(今現在の感じでは大げさなプログレはやはり苦手)、デッドとザ・バンドリトル・フィートニール・ヤングしか認めないアメリカン・ロック・ファンも苦手です(^^;
さて「After The Goldrush」の良さが全く分からなかった僕ですが、はじめて聞いたニール・ヤングはリアル・タイムの"Like A Hurricane"。アルバムではこの「Harvest」でした。オープニングの"Out On A Weekend"のベン・キースのsteelからしてすっかりやられてしまったのですが*1、ストリングスをバックにした"A Man Needs A Maid"、"Words"といった苦手な曲もあるので、A面ばかり聞いていた記憶があります。このタイトル曲はゆったりとしたカントリー・ロックですが、ライヴなどではあまりプレイされていないのが惜しい。エリオット・メイザー他のプロデュースで、キース、ティム・ドラモンド(b)、ケネス・バトリー(ds)、ジャック・ニッチェ(p)から成るストレイ・ゲイターズをバックにしています。

*1:この曲の構成をすっかりいただいたのがやまがたすみこの名曲"ホリデイ"です