cry#2

BREAKIN' IT UP ON THE BEATLES TOUR

BREAKIN' IT UP ON THE BEATLES TOUR

175■Should I Cry / Jackie Deshannon
ジャッキー・デシャノンは美麗の女性sswですが、自身最大のヒットはバート・バカラックの"What The World Needs Now Is Love"だったりします。初期には12弦gとハーモニカがトレードマークのフォーク・ロックなアーティストでした。
64年に出たセカンド「Breakin' It Up On The Beatles Tour!」(Liberty)は、タイトルからしてあざといレコード会社の売らんかなの姿勢が気になりますが、サーチャーズに書いた"When You Walk In The Room"、ソニー・ボノとジャック・ニッチェ作の"Needles & Pins"(こちらもサーチャーズがカヴァーしたのでジャッキーのオリジナルと勘違いしやすいです)が収められています。英Aceからもジャッキー・デシャノン作品集がリリースされていますが、そちらでは白人ドゥー・ワップのコンコーズのヴァージョンが収められた"Should I Cry"のパンチの利いたオリジナルが聞けます。
すでに何度かセレクト合戦絡みの記事に書いていますが、僕が初めて聞いたのは、90年にでたベスト盤の別ヴァージョンで、そちらはRhinoのガールグループの箱にも入りました。
What The World Needs Now

What The World Needs Now

Girl Group Sounds: One Kiss Can Lead to

Girl Group Sounds: One Kiss Can Lead to

で、市川美和子が歌った"ポップ・スター"は、ナイアガラのこの曲へのオマージュでしょう。