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オールウェイズ・サムシング・ゼア~ア・バート・バカラック・コレクターズ・アンソロジー 1952-69

オールウェイズ・サムシング・ゼア~ア・バート・バカラック・コレクターズ・アンソロジー 1952-69

■Rain From The Skies / Adam Wade
バート・バカラックの作品に目覚めたのはいつだったか。たぶん山下達郎の番組絡みでしょう。何曜日かの「サウンドストリート」。CDの時代になっていろいろなアンソロジーが編まれ、王道から重箱の隅までいろいろでした。いろいろ買って(ブートまがい(というかブートだけど)のM&Mからのものが解説も充実していた記憶)、いろいろ手放したので、手元にあるのはConnisseur CollectionとAceのものだけです。英Aceのソングライター・シリーズは近年の労作でAceの絶好調ぶりを物語りますが、このバカラック篇に限っては60's前半の曲が多いので、いまいち盛り上がりに欠けます。というか僕が飽きてきたという話もあるのですが…
"Rain From The Skies"('63)はアダム・ウェイドのEpicからのシングルです。歌い手も楽曲もあまり有名なものではないですが、いかにもバカラックらしい節回しが楽しいです。この「Always Something There」('08)は、タイトル通りサンディー・ショーやネイキッド・アイズで有名な"恋のウエイト・リフティング"から取られていますが、そちらはルー・ジョンソンのヴァージョンで収録。あと気になるのはドリス・デイの"Send Me No Flowers"('64)、ジャッキー・デシャノンの"So Long Johnny"('66)くらいというのがさびしいです。