still#3

Night Life

Night Life

300■Still In Love With You / Thin Lizzy
シン・リジーの転機となった74年の「Night Life」(Vertigo)では、スコット・ゴーハム、ブライアン・ロバートソンの2人のギタリストが新たに参加しています。冒頭の"She Knows"などファンキーな味付けもあって、久々にこのアルバムを聴くと、なんか違うのをかけちゃったか?と思ったりもします。リジーらしい泣きの部分は、一時的にバンドに加わったゲイリー・ムーア(g)とフランキー・ミラー(vo)を加えた"Still In Love With You"で堪能できます。フィル・リノットと同じくらいソウルフルなミラーのvoが加わり、あたかもジェス・ローデンとロバート・パーマーのダブルvo的なムードもあります。
ミラーとリジーといえば、ブライアン・ロバートソン脱退の原因となった怪我は、ミラーのライヴにロバートソンがゲストで出た際の事だった事を思い出します。