child#2

Electric Ladyland

Electric Ladyland

■Voodoo Child(Slight Return) / Jimi Hendrix Experience

ジミ・ヘンドリックスの2枚目「Electric Lady Land」というと僕としては英Track原盤のヌードジャケの方が印象深いのですが、こちらはジミの意向ではなく、ここ10年くらいは米Polydorのジャケットに統一されています。さてこのアルバムのカッコよさに気付いたのはホント最近で恥ずかしい限りなのですが、やはりジミ・ヘンドリックスは黒人だったのだなあ、と痛感。ジミをきっかけとして黒人音楽の方向にゆくパターンもあるのでしょうが、僕の場合、逆で黒人音楽をほとんど聞いてこなかった昔に聞いた時は何だかよくわからなかったのですけど、今聞くとこれは白人ロックではないですね。
さて豪華ゲストが加わった事で知られていますが、"Voodoo Child"はヘンドリックス(g,vo)、ミッチ・ミッチェル(ds)、ノエル・レディング(b)のイクスペリエンスによるシンプルな演奏がカッコいいです。スティーヴ・ウィンウッド(org)とジャック・キャサディ(b)が加わった長尺のジャム、"Voodoo Chile"は別曲なので注意が必要です。