Carpenters(カーペンターズ)

イエスタデイ・ワンス・モア/カーペンターズ・ゼア・グレイテスト・ヒッツ

イエスタデイ・ワンス・モア/カーペンターズ・ゼア・グレイテスト・ヒッツ

■Yesterday Once More〜Their Greatest Hits(')
カーペンターズの人気が再燃したのは95年にTVドラマ「未成年」に楽曲が使われたのがきっかけで、それこそ現役時代をしのぐベスト盤がリリースされた。これもその一つ。リアルタイムの70'sでは健康的なアメリカの良家の子女子弟の代表といった感じでさっぱり惹かれる事はなかったけど、いい曲は確かにいい。けど常に白い歯を出してほほ笑むようなポートレイトはやはり引っかかる。リオン・ラッセルの"Superstar"('71,#2)、"This Masqerade"('73)、スティーヴ・イートンの"All You Get From Love Is A Love Song"('77,#)、ロジャー・ニコルス=ポール・ウィリアムスの"We've Only Just Brgun"('70,#1)、"Rainy Days And Mondays"('71,#2)といったカヴァー曲もいいが、トニー・ペルーソ(当時のバックg、マーク・リンゼイ(元ポール・リヴィア&ザ・レイダーズ)のソロバンドのg)のgソロとコーラスの絡みがヘヴィで美しい"Goodbye To Love"もいい。

オリジナルは72年の「A Song For You」に収録。