Collins,Mel(メル・コリンズ)

ブリティッシュ・ロックを代表するsax/flプレイヤー。彼の名前を売ったのはイアン・マクドナルドの後任として加わったキング・クリムゾンだけど、それ以前にはTransatlanticに1枚残したサーカス(もともとはフィリップ・グッドハンド・テイトがリーダーのバンドだった)のメンバーとして知られる。

CIRCUS

CIRCUS

クリムゾンでは「Poseidon」から「Earthbound」まで参加。特に「Islands」後ボズ(b)、イアン・ウォーレス(ds)とのトリオはステージ上でしばしばロバート・フリップと対立し、即効性の強いブルーズ〜ジャズ色の濃い演奏を続けた。

解散後この3人はアレクシス・コーナーズ・スネイプに加わる。スネイプ解散後はファンキーなダンス・バンド、ココモに加わり(兄のフランク・コリンズがvo)、同時にセッション活動も多様化。ココモがバックを務めたアルヴィン・リー&Coのライヴ盤、バッド・カンパニーユーライア・ヒープ、ブライアン・フェリー、エリック・クラプトン等のセッションを経て77年キャメルに参加。その後正式メンバーとなったバンドはないが無数のセッションに呼ばれる才人。



元ココモのトニー・オマーレーの07年のライヴ。gはニール・ハバードとか。