Crusaders(クルセイダーズ)

60's初めにはジャズ・クルセイダーズとしてジャズをやっていたバンドが次第にポップ・ソウル・ファンクのジャンルに文字通りクロスオーヴァーしてきて成功をおさめた。クルセイダーズと改名したのが71年。この時のメンバーはウィルトン・フェルダー(sax,b)、ジョー・サンプル(kb)、ロバート・ポップウェル(b)、ラリー・カールトン(g)、スティックス・フーパー(ds)、ウェイン・ヘンダーソン(tb)。72年にBlue Thumbに移籍。ポップの世界で注目を集めたのは、79年ランディ・クロフォードがvoで加わった「Street Life」(MCA)。タイトル曲は#36まで上がった初のシングルヒットとなった。ディスコ風と当時言われたものだけど今聞くと完成された都会的なファンクな印象。

こうして時折voを加える事を覚えたバンドは80年、アルコール癖でボロボロだったジョー・コッカーを「Standing Tall」で起用。見事復活させた。この"I'm So Glad I'm Standing Here Today"は、ジェニファー・ウォーンズとのデュエット曲"Up Where We Belong"に似ている。

スタンディング・トール

スタンディング・トール