アズテック・トゥー・ステップ
■アズテック・トゥー・ステップ(ワーナー:WPCR14840)
ボストンのコーヒーハウスで出会った東部出身のレックス・ファウラー(g,vo)とニール・シャルマン(g,vo)のデュオがLAで録音したデビュー作がこの「Aztec Two Step」('72)。prodはジェリー・イエスターで、ローズバッドのジョン・サイター(ds)、デイヴィッド・ヴォート(b)に、ジョン・セバスチャン(harp)、スパンキー・マクファーレン(vo)と言った人選はイエスター(g,banjo,autoharp)によるものでしょう。瑞々しいフォークロックで東部のインテリジェンスな歌が、カリフォルニアの乾いた空気に乗って歌われます。
ドラマティックな展開の4は、ローズバッドのアルバムを思い出しますし軽快な1,3も美メロのキラートラック2も好調。特にLP時代はA面を良く聞きました。