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■I Can't Let Go / Evie Sands
イーヴィー・サンズの60'sはとにかくついてない、ことで知られてます。デビュー曲となった”The Roll"('63)や次の”Danny Boy”('64)あたりは仕方ないけど、Red Birdのサブ・レーベルのBlue Catから出た”Take Me For A Little While”(トレイド・マーティン作)はジャッキー・ロスのヴァージョンがヒットし、次の”I Can't Let Go”は、ホリーズのヴァージョンが大ヒット。さらにCameoに移って出したシングルの中で、”Angel Of The Morning”が、メリリー・ラッシュのヴァージョンでヒットするなど(レーベルの閉鎖も関係ある)、とにかく不運の連続でした。それでもA&Mと契約して69年に出した自転車のジャケの「Any Way That You Want Me」を出すのです。