ケヴィン･コインは初期Virginのブルーズ・サイドを担う数少ない一人でした。元々はジョン・ピールのDandelionからデビューしたサイレンのメンバーで解散後ソロになりました。広い意味でのパブ・ロックに入る酔いどれロケンロールで｢Matching Head And Feet」('75)は、わりとポップ味わいもあって聞きやすい1枚です。ポリス以前のアンディ・サマーズ(g)が参加してますが、ギターではゴードン・スミスの影に隠れがち。この”Rock And Roll Hymn”はソウルっぽいナンバーで、スミスがgだけでなくharmonicaも吹いています。
