sad#3

■Sad Clown / Bernie Marsden

And About Time Too

And About Time Too

バーニー・マースデンの事を知ったのはPALのアルバムで、さかのぼってベイブ・ルースを探したり、新たに加わったホワイトスネイクを買ったりしてました。ハードロック系のヴェテランの中でもすごくメロディアスなポップな曲を書く人ですが、基本はやっぱりブルーズがルーツにあるギタリストとして79年の初ソロ「And About Time Too」(日本盤はパープルのマネージャーが作ったTrashというトリオ内のレーベルから出ましたが、本国ではParlophoneからでした)はいろんなタイプの曲が並んでます。少し前にでたコージー・パウエルのソロみたいなフュージョン風インストから、ホワイトスネイクのポップサイドな曲まで。乾いた感じな"Sad Clown"では後半トーク・ボックスも登場して、バーニーのアメリカ志向もうかがえます。弾きっぱなしという感じのorgはジョン・ロードです。