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■Icicle Star Tree / Asylum Choir
60's末、LAでスタジオ･ミュージシャンとして忙しくしていたリオン・ラッセルとマーク・ベノが組んだのがアサイラム・クワイア。人工着色料たっぷりのサイケ･ポップで、68年にSmashから出た「Inside The Asylum Choir」は、僕が予想してたものとはかなり違い、ゴスペルをルーツに持つリオンっぽくない白人的なポップ。テキサス出身のベノは、その後A&MからブルージーなLPを出してますが、ここでの役割はなんとも変。ヴァン・ダイク・パークスや一時期のニルソン、ハーパーズ・ビザールの書き割りの背景のハリウッドっぽい作品に愛着がある方ならOKだけど、僕にはちょっとツラいのは事実。"Icicle Star Tree"もまさにそんな感じ。