tonight#3

■Let Me Take You Home Tonight / Boston

幻想飛行

幻想飛行

ボストンのデビュー作のprodがジョン・ボイランだったこともこのバンドの成功の要因なのでは?と思います。ボイランはピュア・プレイリー・リーグやらCapitol時代のリンダ・ロンシュタットを手掛けたカントリー・ロック寄りの人(弟のテレンス・ボイランは後にsswとしてデビュー)。少なくともファーストが出た時点では、アメリカン・プログレ云々というよりは、西海岸的なポップなメロディーを持った空間的な広がりを持った、乾いたギターロック、という印象でしたから。ボイランっぽいなあと感じたのはラストに入った"Let Me Take You Home Tonight"でこのメロディーやgの使い方なんかは当時の西海岸ロックを追いかけてた人たちにも十分アピールします。