#5 あけてくれ! ('66〜Q28)


本放送の時には「地味すぎる」「難解」という理由でOAが見送られた最終話。ここではないどこかへ向かう列車に迷い込み「あけてくれ!」と下車してしまった男が、現実を逃避して「連れて行ってくれ!」と懇願する話。狂言回しとなているのはからくりを知ってると思われるSF作家(演じるのは天本英世)で、このくだりは、どことなく「2020年の挑戦」を思い出します。そういえば主人公の男は「2020年」の探偵役だった柳谷寛。「アンバランス」の当初の志向である「ミステリー・ゾーン」的なない様です。
監督:円谷一、脚本:小山内美恵子