■白い家の少女('76カナダ、仏、米)


監督:ニコラス・ジェスネル
日本公開は78年だった気がするが、「タクシー・ドライバー」の少女娼婦役で注目された、ジョディ・フォスターの「ダウンタウン物語」に続く主演作。この3本はどれも76年というのが面白いです。原作は新潮社から出たレナード・コーニグの同名小説で、コーニグが脚本で加わってることもあって、原作にかなり忠実な映画化。意地悪にいえばティーンスターだったジョディがミステリアスな役柄に挑戦しました的ですが、十代の頃に見た時は、セミヌードも含めてなかなか衝撃的でした。マーティン・シーンというと僕は近藤正臣を思い出してしょうがなかったのです。ミルクティーとアーモンド・クッキーが欲しくなります。