【マリ○ナ兄弟の人たち】パット・シモンズ

最後はこの人で〆ます。再結成後も唯一のオリジナル・メンバーとして君臨した人です。初期にはR&B路線のジョンストンに対しフォーク路線のシモンズとも言われてましたが、マクド参加後のドゥービーが急速に都会的になっていったのは、マクドだけではなく、シモンズの迎合しやすい(と書くと言いすぎか)音楽性もあったと思います。解散後出したソロ「Arcade」でも末期ドゥービーのシモンズ曲の様なテイストが強かった。かと思うとポコのラスティ・ヤングらとブルーグラス色の濃いフォー・ホイール・ドライヴを組んだり(結局すぐに解散、その後Rhino Handmadeから唯一の音源がCD化されました)といろいろです。セカンドソロ「Take Me To The Highway」は日本製作で、J・ウォークのカヴァー(英語です)とかもあって、そういうのを目の敵にしてる僕は「ありえん!」と怒りましたが、全体の出来は焼き直しのものもありますがそこそこ悪くなかった。
https://www.youtube.com/watch?v=6RnHEQcgjmw