=5=Live Herald / Steve Hillage

初めて聞いたスティーヴ・ヒレッジの音楽は夏休みにFMでやってたBBCライヴでした。なんか摩訶不思議な音楽だなあと言うのが印象。こんなフワフワしたg聞くの初めて!って感じでした。その後ヒレッジがゴングと言うあまり有名でない(と当時は思えた)プログレバンドの出身者と知り、聞くようになったのです。ライヴ音源は、その後いろいろ発掘され、どれも決め手に欠ける(と言うか好きな曲だけ入ったものはない)のですが、一般的には2枚組でD面のみスタジオ録音だった79年の「Live Herald」でしょうか。77〜78年の音源が収められていて、4枚からのセレクト。ヒレッジ(g,vo)とミケット・ジルディ(syn.vo)以外はメンツが違いますが、Lバンドと呼ばれた77年ものはジェスロ・タルのクライヴ・バンカー(ds)とクランシーのコリン・ベイス(b〜今年キャメルで来日)と言うのが面白い。プログレと言うかトリップ系の音で、グレイトフル・デッド的な部分もあれば、テクノ〜エレクトロニック・ポップに近い肌触りもあります。ジャケはヒプノシスでこれまた摩訶不思議な効果があります
https://www.youtube.com/watch?v=GBpTasRboG4