【Capitol71年の人たち】3・スティーヴ・ミラー

スティーヴ・ミラー・バンドをシスコ・サウンドと認めない人は多いのですが、僕としてはやはりこの項に入れたいなあ。グリン・ジョンズがprodした英国的な音の最初の2枚はピンク・フロイド的な味わいもありましたし、ボズ・スキャッグス、ベン・シドランと言った芸達者をフィーチャーした4枚目まではなかなか捨てがたい魅力がありました。
ナッシュヴィル録音だった「Number 5」に続く71年の「Rock Love」はメンバーを一新して関係上あまり評価されてませんが、ジャック・キング(ds)、後にジャーニーのロス・ヴァロリー(b)にミラーのトリオになり、原点に返ったストレートなブルーズを繰り広げます。かと思うとこんな軽快な曲も。
https://www.youtube.com/watch?v=am1Lnwa3v9w