=10=Time Passages Live:Al Stewart

僕を育てたライヴ盤の10枚目。アル・スチュワートの場合、79年に実際のライヴを体験した後、カセット録音の東京のライヴを当時参加してた西海岸系のサークルのつながりの方にダビングしてもらって聞きこんでた(今から思えば新曲も多数プレイされてた)んで、3面ライヴの「Indian Summer」('81)が出た時はあまり新鮮味を感じませんでした。この変則的なライヴ盤は、「Time Passage」のツアーを収めた「Radio Concert Album」('79)というプロモーションのライヴ盤(Blue Albumとか呼ばれたのはジャケット青色のせい)の評判がよかったかららしいです。その「Blue Album」はCDの時代になって1曲加えて「Time Passages Live」というタイトルで02年にCD化されています。バックはShot In The Darkに移行する前ですが、ピーター・ホワイト(g)、ロビン・ランブル(b〜元ビザンティウム)、クリシア・クリスティアン(kb,vo〜元ナチュラル・アコースティック・バンド)、アダム・ユーマン(g)は重なってます。アル含めて4人のgはいかにも多すぎですけど。saxはフィル・ケンジーと言うのがうれしい。選曲は「Time Passages」中心ですが、”Roads To Moscow”や”Sirens Of Titan”も聞けます。1枚ものなのがちょっと物足りないですが。78年10月のシカゴ録音。
http://www.youtube.com/watch?v=TRRXg1yhsEk