初期ゴング

ソフト・マシーンの創設時のメンバーだったオーストラリア人のデイヴィッド・アレンは相当ブッ飛んだ人だったようで、ドラッグ問題、政治的問題から国外追放となりフランスでゴングを結成しています。詩人でセクシー・ヴォイス(スペース・ウィスパーとクレジット)のジリ・スマイス、ディディエ・マルエブ(sax)、ピップ・パイル(ds)らが参加した「Camenbert Electrique」('71)は仏のアンダーグラウンドなレーベルBYGからリリース。ヒッピー思想と独特のユーモア、浮遊感のあるサウンドは、それまで僕が聞いたことのなかったものでちょっとびっくりでした。日本では東宝レコードと言うマイナーどころから時間を置いてののリリースとなったんでいかにもマニア向けの様ですけど、黄金期のメンバー(マイク・ハウレット(b)、ピエール・ムーレン(ds)、スティーヴ・ヒレッジ(g)、ティム・ブレイク(syn))が参加直前の、聴きやすい内容なんでビギナーの方はまずここから行って欲しいです。
https://www.youtube.com/watch?v=oT6RXJ3gh7Y