【MCA77年の人たち】1・デン＆ゴールド
77年はMCAです。元々は米Decca（英Deccaの米国法人）が映画やTVネットワークのMCAに吸収されて出来たレーベルで(73年）、その後Kapp,Uni、ABCやGeffenをとりこんで巨大レーベルとなり、現在のユニヴァーサルに至っています。日本では長年ビクターが配給してました。虹のレーベル思い出す方もいらっしゃるでしょう。
さてデン&ゴールド（Denne & Gold)はイギリスのデュオで、日本ではAORピープルの間で評価を受けている白人ソウルコンビ。77年の唯一作は英国のホール&オーツ的な扱い。ただバックは匿名的なスタジオ・ミュージシャンで、ショパンのレイ・ラッセル(g)、元アフィニティのライントン・ナイーフ(kb)、アラン・ターニー(b)、デイヴ・ローソン(syn)あたりだったりするのが面白く、プロのお仕事。
