【名曲リレー17】bad#3

■Good Booze And Bad Woman / Humble Pie

73年のハンブル・パイの7th「Eat It」から。ピーター・フランプトンが辞めコロシアムからデイヴ・クレムソン(g)が参加した「Smokin'」('72)以降どんどんR&B〜ゴスペル志向が強まった、そんな時期に出た2枚組です。旧D面のみライヴという変則的な内容。旧B面は、アイク&ティナ・ターナー("Black Coffee")、レイ・チャールズ("I Believe To My Soul")、エドウィン・スター("Shut Up")、オーティス・レディング("That's How Strong My Love Is")といった正攻法のカヴァーを入れ、C面にはアコースティックなナンバーを揃えるなど、結構凝ったつくり。そしてA面の4曲は、ブラックベリーズのコーラスをフィーチャーしたストーンズタイプの堂々としたナンバーが並び、"Good Booze And Bad Women"の余裕綽綽ぶりがにくいのです、実に。

https://www.youtube.com/watch?v=pTlxhnuVfOo