【名曲リレー114】wrong#2

■Wrong Side Of Town / Firefall

前にも書いたことありますが、Black Roseという西海岸音楽のサークルに10代の頃参加してて、会報になんやらかんやら書かせてもらってました。そこの代表のM田君が当時イチオシだったのがファイアフォールで、超プッシュの「Elan」を聞いて僕も好きになりました。フライング・ブリトウズのリック・ロバーツが組んだ6人組で、デビュー作はマナサスをほうふつさせ、セカンド「Luna Sea」ではあっさりマナサスを抜いてしまった、と小倉エージさんは書かれててこれは今では眉唾だなあと思います(マナサスはベター・デイズとならんで70's米ロックの最高峰の位置にいます、僕の中で)。78年と言う時代らしくポップス的な曲(実際ロバーツが書き歌う曲はそういう感じ)もありますが、ジョック・バートリー(g)やラリー・バーネット(g)が書くブルージーな泥くさいタイプの曲が好きです。”Wrong Side Of Town”もこのタイプでホーンやハーモニカ、クラヴィネットも弾くデイヴィッド・ミューズの存在も聞き逃せません。

https://www.youtube.com/watch?v=CobFBZJc85I