#6

Barnstorm

Barnstorm

廃屋のジャケの「Barnstorm」('72)はジェームズ・ギャング脱退後の初ソロであり、バーンストームという自分のバンドの初LPでした。ジョー・ヴァイターリ(ds,kb)、ケニー・パサレリ(b)にウォルシュ(g,kb,syn,vo)という編成で、スカッとした音ではないです。メランコリックな、どっちかというと英国ロックな音。すごく久しぶりに聞きますがへヴィな曲もソフトな曲も、どっちも雨の日に似合うような曲が並んでます。代名詞となったスライドはこのあたりから聞けますね。

hello#2

■Say Hello / Heart

Little Queen (Exp)

Little Queen (Exp)


ハートの日本デビューとなった「Little Queen」('77)はジプシー風というコンセプトがあって、男子メンバーはロビン・フッドの様な恰好を皆しているのですけど、"Barracuda"に代表されるハードな曲以外は、アコースティックなフォークロック(と呼んでいいのか)が結構あります。スタジオ盤ではあまりそういう風には感じなかった"Say Hello"もライヴではハーモニーを生かしたフォークロック風です。迷いに迷って今は無きメルサのヤマギワの輸入盤コーナーで買った事を思い出します。95%は知らない物でしたでしょうが(今なら逆ですが)ジャケットを見るだけでも楽しかったあの頃が懐かしいです。