Studio Archives 1969:Crosby,Stills,Nash & Young

Finyl2005-03-05


01.Everybody's Talkin' (CSN Version)
02.How Have You Been (CSN Version)
03.Black Queen Riff/Dialogue
04.Triad (Acoustic Studio Take)
05.Almost Cut My Hair (Acoustic Studio Take)
06.Everyday We Live (Stills' unreleased song)
07.Sea Of Madness (Studio Take)
08.The Lee Shore (Diff. Vocal Take)
09.Everybody I Love You (Unedited Basic Track)
10.I' ll Be There (Stills' unreleased song)
11.Blackbird (Take 1-4)
12.Ivory Tower (Stills' unreleased song)
13.30 Dollar Fine (Stills' unreleased song)
14.Everybody's Been Burned(Nash Version)
15.You're Wrong Baby (Nash's unreleased song)
16.Everybody's Alone (Young's unreleased song, CSNY Version)

ごI居さんの好意で聞かせてもらった、CSN&Yのレアなスタジオ音源。なんでも去年の秋のブート屋の隠れたベストセラーとか。ライヴ音源はそれこそ星の数ほど出回ってる、CSN&Yだけど、状態のいいスタジオ未発表テイクがこれだけまとまって発表(非公式にだけど)させるのは、珍しい。
フレッド・ニール作でスティルスがソロでしばしばリラックスして取り上げる、01が、CS&Nヴァージョンとして残ってたとはおもしろい。02は、”Sit Yourself Down”の元歌か。06はヤングのgがイントロでしっかり聞ける。これを含めてスティルスの歌う未発表曲が4つ収められてるのがうれしい。07はウッドストックでも演奏された、ヤング曲のスタジオ・ヴァージョン。そういえばビッグ・サー・フォーク・フェスでのこの曲の映像も、非公式ながら存在する。LPしかないことも合って個人的には「デジャヴ」はあまり聞かないけど、09は歌なしのベーシックトラック。10はバッファロー的な雰囲気を色濃く残すもの。12は、スティルスの”シュガー・ベイブ”の元歌らしい。14はクロスビーが歌ったバーズのナンバーをナッシュが歌う珍しいもの。瞑想的な歌詞の、いかにもクロスビーらしい暗めの曲がナッシュの声によって明るくなってしまうのがおかしい。16は、この時期ならではのCSN&Yによるカントリーロックとなっている。

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