#10
Vol.9が見つからなかったので、休んでたけど飛ばそう。
72年1曲と73年11曲。
- アルバート・ハモンドのIt Never Rains In Southern California(邦題は、カリフォルニアの青い空)は日本でも大ヒットした有名曲。マイク・ヘイゼルウッドとの共作で、#5まで上昇。元々マジック・ランターンズのメンバー(曲作りには加わってたけど、正式なメンバーではないかも)でイギリス人というのは意外。
- ピンク・フロイドの初期のプロデューサーのノーマン・スミスがハリケーン・スミスの名前で出したヒットがOh Babe,What Would You Say?。日本でのみCD化が実現したが、音のほうはノスタルジックなスウィングもの。#3。
- エドワード・ベアーはカナダの3人組でこのLast Songが唯一のヒット(#3)。せつない失恋ソングで、哀愁に満ちたメロディにグッと来る。
- 今では息子のルーファス・ウェインライトの方が有名だが、ラウドン・ウェインライト・三世は、フォーキーなssw。唯一のヒットDead Skunkは、道の真ん中で悪臭を放ってるスカンクの死体の話。ちなみに夫人は、姉妹sswの妹、ケイト・マクガリグルだった。#16。
- 一度でいいからローリング・ストーン誌の表紙を飾りたかった、という歌はDr・フック&メディスン・ショーのCover Of The Rolling Stone。この曲がヒット(#6)した際にはめでたく、同誌の表紙を飾ったとか。
- 邦題は”ジョージアの灯は消えて”だったヴィッキー・ローレンスのThe Night The Light Went Out In Georgiaだが、この歌は後にクリスティ・マクニコル主演の映画「さよならジョージア」になった。作者は夫のボビー・ラッセル。#1。
- スコットランドのビートルズと呼ばれたらしい、スティーラーズ・ホイールは、ジェリー・ラファティーとジョー・イーガンをフィーチャーした5人組。このStack In The Middle With Youは、軽いタッチのスライドをフィーチャーしたもので、リーバー&スト−ラーがprod。#6。映画「レザボア・ドッグス」に使われたことも記憶に新しい。
- ドビー・グレイはテキサス出身の黒人シンガーで、60'sから活動してた人。ポリューションというバンドで歌ってたこともあったが、ソロになって放ったヒット(#5)がこのDrift Away。ポール・ウイリアムスの弟、メンター・ウイリアムスが書いたソウルフルなバラードだ。
- 上田正樹の”悲しい色やね”の元ネタがスカイラークのWildflower。カナダのバンドでデヴィッド・フォスター(kb)がいたことで知られるが、男女voをフィーチャーして、フィフス・ディメンションを思い出すような曲もある。#9。
- イアン・ロイドのvoをフィーチャーしたストーリーズのBrother Louieは、レフト・バンクのマイク・ブラウンの作品。#1。
- ”ブランディ”の大ヒットのおかげで似たような曲を作らざるを得なかった、ルッキング・グラスのJimmy Loves Mary−Anneは、確かに似たようなムード。#33。このバンドがスターズの前身として語られるのはなんか違和感がある。
- トニー・デフランコをフィーチャーしたファミリー・グループのザ・デフランコ・ファミリーのHeartbeatは、#3まであがったものだが、オズモンズ的なもの。