Love Song / Lesley Duncan

Sing Children Sing
loveつながり。
エルトン・ジョンが「Tumbleweed Connection」で取り上げたこのLove Songによってレスリー・ダンカンは注目されたといっていい。60'sにはあまたのガールシンガーの1人として、マーキュリーやRCAからシングルを出していたが、作曲者としてのクローズアップは、エルトンと言うビッグネームからみだろう。CBSと契約して「Sing Children Sing」(’71)でデビュー。
クリス・スペディング(g〜当時はバタード・オーナメンツか)、テリー・コックス(ds)、ジミー・ホロヴィッツ(kb〜後にレスリーの旦那)、トニ・コンポ(b)らによるシンプルなバッキング。フォークをベースとして入るが、十分にポップだし上品だ(ただその部分でいささか地味だけど)。そのLove Songは、ac−gのイントロから始まるドラマティックな曲で、エルトンを初め数多くのカヴァーがある(僕が初めて聞いたのは、オリヴィア・ニュートン・ジョンだった)。少しかすれた声は決してうまくはないが、英国の女性sswのなかでは、ブリジット・セント・ジョン、ヴァシュティ・バニヤン、シエラ・マクドナルド、サンディ・デニーの次くらいに好きかなあ。
その後数枚のソロがあるがCD化に関しては最初の2枚のみで、遅れてる。GM時代のヤツは特に聞きたい。